東海道新幹線「ひかり」「こだま」を格安に利用する方法を11個紹介しています。
関連ページ:【山陽新幹線】ひかり・こだまを格安・割引料金で利用する方法
新幹線「のぞみ」についてはこちらにまとめています。
関連ページ:【新幹線のぞみ】のぞみを格安に利用する15の方法
割引率の高いお得な順に上から並べてみました。なかには併用可能な方法もあります。
ここで紹介する方法には、それぞれ制約・利用条件等があります。11個の中から自分の要望にマッチした最適な利用方法を探してみてください。
目次(好きなところから読める!)
新幹線パックを利用する
宿泊ありの場合は、旅行会社が販売する「新幹線パック」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
東京・大阪・名古屋・京都など東海道新幹線沿線の主要都市はもちろん、全国各地への新幹線旅行が格安です。新幹線パックは、往復の新幹線チケットと宿がセットになった特別割引料金で、他のどの方法よりも格安です。
家族旅行、卒業旅行、出張、ひとり旅などで新幹線を利用する人は、まず「新幹線パック」を検討しましょう。JTB等からオンラインで予約も可能です。
新幹線パックで料金は実質半額以下も
新幹線パックは新幹線と宿のセット価格ですが、新幹線単体でみると実質、通常料金の半額以下になっていることもあります。
代表的な区間の料金(新幹線往復+1泊)は下記の通り(料金は時期によって変動します)。
- 東京 ー 名古屋:20,800円~
- 東京 ー 京都 :23,300円~
- 東京 ー 大阪 :23,800円~
日帰り新幹線パックを利用する
日帰り往復の場合は、「日帰り新幹線パック」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
「日帰り新幹線パック」はJTBなどの旅行代理店のHPから予約します。
全ての区間に設定があるわけではありませんが、東海道の主要駅間はだいたいあります。
旅行代理店からの予約で限定列車に乗車すると新幹線は特別割引が適用されます。限定列車とは、「その便指定で乗車する」という意味です。限定することで安くなるので、後続の列車等に変更することはできません。
上記「新幹線パック」と安くなる仕組みは同じです。
関連ページ:東京ー大阪【往復21,200円〜】日帰り1day格安プラン
関連ページ:【格安!往復20,400円】京都ー東京日帰り(新幹線のみ)に最適なチケット
関連ページ:名古屋ー東京【往復17,200円〜】日帰りに最適な格安チケット・新幹線パック
トーキョーブックマークを利用する
※トーキョーブックマークは販売終了しました。
東京旅行の場合は「トーキョーブックマーク」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
「トーキョーブックマーク」は、大阪・京都・名古屋からの東京旅行が格安で人気の旅行商品です。上述の「新幹線パック」と同様、往復新幹線と宿がセットになった旅行商品で、買い物クーポンや地下鉄乗り放題券などの東京旅行にお得な特典付きです。日帰りプランもあります。
トーキョーブックマークでひかり・こだまの往復料金が激安
トーキョーブックマークを利用すると往復のひかり・こだま料金は、通常料金から約30〜35%割引になります。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席、日帰り往復)は下記の通り。
- 大阪 ー 東京:18,800円(10,640円割引)
- 京都 ー 東京:17,800円(10,540円割引)
- 名古屋 ー 東京:15,600円(7,000円割引)
ぷらっとこだまを利用する
「ぷらっとこだま」を利用すると、こだまが格安になります(ひかりは乗車できません)。
「ぷらっとこだま」は、東海道新幹線(東京〜新大阪)こだまを格安で利用できる早割チケットです。利用できるのは東京・品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪の8駅の発着便のみ。
ぷらっとこだまでこだまが約25%割引に
ぷらっとこだまを利用するとこだま料金は、通常料金から約25%割引になります。
代表的な区間の料金(こだま指定席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋: 8,500円(2,590円割引)
- 東京 ー 京都 :10,500円(3,350円割引)
- 東京 ー 新大阪:10,700円(3,700円割引)
EXこだまファミリー早特でひかり・こだま乗車
家族や友人と旅行をする場合は「EXこだまファミリー早特」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。(ひかりは名古屋〜京都・大阪間のみ)
EXこだまファミリー早特は、東海道新幹線(東京〜新大阪)こだまを格安で利用できる早割チケットです。利用できるのは東京・品川・新横浜・小田原・熱海・三島・名古屋・京都・新大阪、新神戸の9駅の発着便のみ。
「EXこだまファミリー早特」は新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約・スマートEX」の会員ならば誰でも利用可能です。
2人以上、3日前予約でひかり・こだまが格安に
EXこだまファミリー早特は3日前までの予約で利用でき、1,000〜4,000円安くなります。ただし、2人以上の利用に限ります。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋: 8,050円(3,040円割引)
- 東京 ー 京都 : 9,980円(3,870円割引)
- 東京 ー 新大阪:10,080円(4,320円割引)
学割・障害者割引を使って、ひかり・こだま乗車
学生・障害者が新幹線を利用する場合は「学割(学生割引)」「障害者割引」を利用すると、ひかり・こだま料金が割引になります。
- 学割 :乗車券が2割引
- 障害者割引:乗車券が5割引
学割・障害者割引は、e特急券やeきっぷと併用することができます。
学割・障害者割引が適用されないケースもある
下記のようなきっぷを利用した場合、学割・障害者割引は利用できません。
- 回数券
- ネット予約の早特商品・早割
- 旅行会社の格安チケット等
学割・障害者割引と料金比較した上で、安くなる方を利用しましょう。
e特急券でひかり・こだま乗車
東京〜大阪間を新幹線旅行をする場合は「e特急券」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
e特急券は、東海道新幹線を格安で利用できる割引チケット(特急券のみ)です。乗車日当日まで予約できます。
e特急券とは別に乗車券を購入する必要がありますが、往復割引・学割・障害者割引と併用可能なので、これらと組みあわせてダブル割引を得ることも可能、という点も大きなメリットです。
「e特急券」は新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」の会員ならば誰でも利用可能です。
e特急券は直前まで予約可能でひかり・こだま料金が割引
e特急券は乗車直前まで予約・変更で、通常料金の特急券より数百円〜1,000円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席特急券)は下記の通り。
- 東京 ー 京都 :4,910円(580円割引)
- 東京 ー 名古屋:4,130円(580円割引)
- 東京 ー 新大阪:4,910円(900円割引)
エクスプレス予約(EX予約)で、ひかり・こだま乗車
東京〜大阪間を旅行をする場合は「エクスプレス予約(EX予約)」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
「エクスプレス予約」は東海道新幹線の会員制ネット予約サービスです。年会費1,100円が必要ですが、スマホやパソコンを使っていつでもどこでも新幹線の予約・変更が可能です。
エクスプレス予約は直前まで予約可能でひかり・こだま料金が割引
エクスプレス予約は乗車直前まで予約・変更で、通常料金より700〜800円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋:10,310円(780円割引)
- 東京 ー 京都 :13,070円(780円割引)
- 東京 ー 新大阪:13,620円(780円割引)
往復割引を使う
往復で新幹線を利用する場合は「往復割引」を利用すると、ひかり・こだま料金が割引になります。
往復割引は、片道の営業キロが601km以上の場合に適用されます。往復割引が適用された場合は乗車券が1割引になります。
新幹線特急券は割引になりませんので、総額では平均5〜7%の割引になります。
往復割引で東京ー新大阪(ひかり・こだま利用)を安くする
例えば、東京ー新大阪を新幹線(ひかり・こだま指定席)で往復する場合、往復割引を利用するために乗車券を東京ー西明石で購入するという方法があります。東京ー西明石は601kmを超えるので往復割引が適用されます。
これを使ったときの料金差は以下の通り。数百円ですが安くなります。
- 東京 ー 新大阪:28,800円
※17,820円(乗車券)+10,980円(新幹線特急券) - 東京 ー 西明石:28,600円
※17,620円(乗車券)+10,980円(新幹線特急券)
往復割引が適用されないケースもあるので注意
下記のようなきっぷを利用した場合、往復割引は利用できません。
- 回数券
- ネット予約の早特商品・早割
- 旅行会社の格安チケット等
往復割引と料金比較した上で、安くなる方を利用しましょう。
回数券でひかり・こだま乗車
新幹線を頻繁に利用する場合は「回数券」を利用すると、ひかり・こだまが格安になります。
回数券はJR新幹線の主要区間で利用できる割引きっぷで、乗車当日でも駅の窓口や金券ショップで購入できます。窓口で買う場合は6枚綴り1セットになります。
短中距離区間の回数券は自由席、長距離区間の回数券は指定席となります。
回数券は直前まで購入可能でひかり・こだま料金が5〜7%割引
回数券は乗車当日まで購入できて、通常料金より平均5〜7%安くなります。
ただ、回数券を使う場合、のぞみでも同料金ですのでのぞみを利用した方がいいでしょう。ひかり・こだまを利用した場合は割引率は低くなります。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋:10,550円(540円割引)
- 東京 ー 京都 :13,310円(490円割引)
- 東京 ー 新大阪:13,940円(460円割引)
ひかり・こだまの自由席に乗車する
ひかり・こだまを安く利用するなら、自由席を選ぶのももっとも簡単な格安手段の一つです。
ひかり・こだま自由席は指定席より530円安い
自由席は指定席に比べて基本530円安く利用できます(通常期)。時期によって±200円変動があります。自由席の料金は通年一律。一方、指定席料金は時期によって変動するので差額も変動します。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま自由席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋:10,560円(530円割引)
- 東京 ー 京都 :13,320円(530円割引)
- 東京 ー 新大阪:13,870円(530円割引)
スマートEXでひかり・こだま乗車
東京〜大阪〜博多間を旅行をする場合は「スマートEX」を利用すると、ひかり・こだまが少し安くなります。
「スマートEX」は東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービスです。年会費無料で、スマホやパソコンを使っていつでもどこでも新幹線の予約・変更が可能です。
上記のエクスプレス予約と同じサービスですが、無料なのでサービスの質と割引率は制限されています。
スマートEXは直前まで予約可能でひかり・こだま料金が200円割引
スマートEXは乗車直前まで予約・変更で、通常料金より200円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(ひかり・こだま指定席)は下記の通り。
- 東京 ー 名古屋:10,890円(200円割引)
- 東京 ー 京都 :13,650円(200円割引)
- 東京 ー 新大阪:14,240円(200円割引)
各駅発着の新幹線料金
東海道・山陽新幹線の主要駅発着の新幹線料金は以下にまとめています。のぞみ・みずほ・さくら・ひかり・こだまに対応しています。
- 【東京発着】新幹線料金表(総額)
- 【名古屋発着】新幹線料金表(総額)
- 【京都発着】新幹線料金表(総額)
- 【新大阪発着】新幹線料金表(総額)
- 【岡山発着】新幹線料金表(総額)
- 【広島発着】新幹線料金表(総額)
- 【博多発着】新幹線料金表(総額)