山陽新幹線「みずほ」を格安に利用する方法を14個紹介しています。
割引率の高いお得な順に上から並べてみました。なかには併用可能な方法もあります。
ここで紹介する方法には、それぞれ制約・利用条件等があります。14個の中から自分の要望にマッチした最適な利用方法を探してみてください。
関連ページ:【山陽新幹線】さくらを格安に利用する方法
ひかり・こだまについてはこちらにまとめています。
関連ページ:【山陽新幹線】ひかり・こだまを格安に利用する方法
目次(好きなところから読める!)
新幹線パックを利用する
宿泊ありの場合は「新幹線パック」を利用すると、みずほが格安になります。
大阪・神戸・広島・岡山・博多など山陽新幹線沿線の主要都市はもちろん、全国各地への新幹線旅行が格安です。新幹線パックは、往復の新幹線チケットと宿がセットになった特別割引料金で、他のどの方法よりも格安です。
家族旅行、卒業旅行、出張、ひとり旅などで新幹線を利用する人は、まず「新幹線パック」を検討しましょう。
新幹線パックでみずほ料金は実質半額以下
新幹線パックは新幹線と宿のセット価格ですが、新幹線単体でみると実質、通常料金の半額以下になっていることもあります。
代表的な区間の料金(新幹線往復+1泊)は下記の通り(料金は時期によって変動します)。
- 大阪 ー 福岡:15,100円~
- 大阪 ー 広島:18,500円~
- 広島 ー 福岡:12,400円~
スーパー早特21でみずほ乗車
大阪・神戸〜長崎・熊本・鹿児島間を旅行をする場合は「スーパー早特21」を利用すると、みずほが格安になります。
「スーパー早特21」は21日前までの予約で、山陽・九州新幹線を格安で利用できる早割チケットで、旅行や結婚式など前から予定が決まっているときにおすすめです。
「スーパー早特21」はJR西日本のネット予約サービス「e5489」を使えば誰でも利用可能です。
スーパー早特21でみずほが約40%割引に
スーパー早特21は21日前までの予約が必要なので使える人は限定されますが、そのぶん割引率はとても高く、通常料金から約40%割引になります。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 熊本:12,220円(6,980円割引)
- 新大阪 ー 長崎:11,200円(7,770円割引)
- 新大阪 ー 鹿児島中央:13,240円(9,390円割引)
スーパー早特きっぷでみずほ乗車
大阪・神戸〜福岡・博多間を旅行をする場合は「スーパー早特きっぷ」を利用すると、みずほが格安になります。
「スーパー早特きっぷ」は、14日(2週間)前までの予約で、山陽新幹線みずほを格安で利用できる早割チケットです。
「スーパー早特きっぷ」はJR西日本のネット予約サービス「e5489」を使えば誰でも利用可能です。
スーパー早特きっぷでみずほ料金が大幅割引
スーパー早特きっぷは14日前までの予約が必要なので使える人は限定されますが、そのぶん割引率はとても高く、通常料金より5,000〜7,000円安くなります。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:10,480円(5,120円割引)
- 新神戸 ー 博多:10,470円(5,130円割引)
- 新大阪 ー 熊本:13,100円(5,780円割引)
- 新大阪 ー 鹿児島中央:14,670円(7,640円割引)
おとなび(おとなびWEB早特)でみずほ乗車
50歳以上の人が山陽新幹線を利用する場合は「おとなび」を利用すると、みずほが超格安になります。
「おとなび」はJR西日本の会員制シニアサービスで50歳以上なら誰でも利用可能です。年会費無料で、西日本の新幹線・特急を格安で利用できます。なかでも「おとなびWEB早特」を利用すると山陽新幹線が最大60%割引になります。
また、「新幹線パック」と同様、新幹線とホテルがセットになった超お得な旅行プランも利用できます。
おとなびWEB早特でみずほ料金が格安
おとなびWEB早特は7日前までの予約で利用でき、通常料金より約2,000〜5,000円安くなります。毎年、期間限定で販売されます。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 岡山: 4,430円(1,710円割引)
- 新大阪 ー 広島: 7,430円(2,990円割引)
- 新大阪 ー 博多:10,910円(4,370円割引)
学割・障害者割引を使って、みずほ乗車
学生・障害者が新幹線を利用する場合は「学割(学生割引)」「障害者割引」を利用すると、みずほ料金が割引になります。
- 学割 :乗車券が2割引
- 障害者割引:乗車券が5割引
学割・障害者割引は、e特急券やeきっぷと併用することができます。
学割・障害者割引が適用されないケースもある
下記のようなきっぷを利用した場合、学割・障害者割引は利用できません。
- 回数券
- ネット予約の早特商品・早割
- 旅行会社の格安チケット等
学割・障害者割引と料金比較した上で、安くなる方を利用しましょう。
e早特でみずほ乗車
大阪・神戸〜熊本・鹿児島間を旅行をする場合は「e早特」を利用すると、みずほが格安になります。
「e早特」は、山陽新幹線を格安で利用できる割引チケット(特急券のみ)です。3日前まで予約可能です。
e早特とは別に乗車券を購入する必要がありますが、往復割引・学割・障害者割引と併用可能なので、これらと組みあわせてダブル割引を得ることも可能、という点も大きなメリットです。
「e早特」はJR西日本のネット予約サービス「e5489」で購入可能です。J-WESTカード会員限定です。
e早特でみずほが約35%割引に
e早特を利用するとみずほ料金は、通常料金から約35%割引になります。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 熊本:5,310円(3,030円割引)
- 新大阪 ー 鹿児島中央:6,720円(3,590円割引)
WEB早特3でみずほ乗車
大阪・神戸〜熊本・鹿児島間を旅行をする場合は「WEB早特3」を利用すると、みずほが格安になります。
「WEB早特3」は、山陽新幹線を格安で利用できる割引チケット(特急券のみ)です。3日前まで予約可能です。
WEB早特3とは別に乗車券を購入する必要がありますが、往復割引・学割・障害者割引と併用可能なので、これらと組みあわせてダブル割引を得ることも可能、という点も大きなメリットです。
「WEB早特3」はJR西日本のネット予約サービス「e5489」を使えば誰でも利用可能です。
WEB早特3でみずほが約35%割引に
WEB早特3を利用するとみずほ料金は、通常料金から約15%割引になります。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 熊本:16,300円(2,900円割引)
- 新大阪 ー 鹿児島中央:19,350円(3,280円割引)
e特急券でみずほ乗車
大阪〜博多間を新幹線旅行をする場合は「e特急券」を利用すると、みずほが格安になります。
e特急券は、山陽新幹線を格安で利用できる割引チケット(特急券のみ)です。乗車日当日まで予約できます。
e特急券とは別に乗車券を購入する必要がありますが、往復割引・学割・障害者割引と併用可能なので、これらと組みあわせてダブル割引を得ることも可能、という点も大きなメリットです。
「e特急券」は新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」の会員ならば誰でも利用可能です。
e特急券は直前まで予約可能でみずほ料金が割引
e特急券は乗車直前まで予約・変更で、通常料金の特急券より数百円〜2,000円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(みずほ指定席特急券)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:3,700円(2,110円割引)
- 新大阪 ー 広島:3,700円(1,210円割引)
- 広島 ー 博多:3,290円(850円割引)
eきっぷでみずほ乗車
大阪〜博多間を旅行をする場合は「eきっぷ」を利用すると、みずほが格安になります。
eきっぷはe特急券と同じようなきっぷで、山陽・九州新幹線を格安で利用できる割引チケット(特急券のみ)です。乗車日当日まで予約できます。
eきっぷとは別に乗車券を購入する必要がありますが、往復割引・学割・障害者割引と併用可能なので、これらと組みあわせてダブル割引を得ることも可能、という点も大きなメリットです。
「eきっぷ」はJR西日本のネット予約サービス「e5489」で購入可能です。J-WESTカード会員限定です。
eきっぷは直前まで予約可能でのぞみ料金が割引
eきっぷは乗車直前まで予約・変更で、通常料金の特急券より1,000〜2,000円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(みずほ指定席特急券)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:3,700円(2,110円割引)
- 新大阪 ー 広島:3,700円(1,210円割引)
- 広島 ー 博多:3,290円(850円割引)
エクスプレス予約(EX予約)で、みずほ乗車
大阪〜博多間を旅行をする場合は「エクスプレス予約(EX予約)」を利用すると、みずほが格安になります。
「エクスプレス予約」は東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービスです。年会費1,100円が必要ですが、スマホやパソコンを使っていつでもどこでも新幹線の予約・変更が可能です。
エクスプレス予約は直前まで予約可能でみずほ料金が割引
エクスプレス予約は乗車直前まで予約・変更で、通常料金より900〜2,000円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:13,490円(2,110円割引)
- 新大阪 ー 広島: 9,420円(1,210円割引)
- 広島 ー 博多: 8,410円(900円割引)
往復割引を使う
往復で新幹線を利用する場合は「往復割引」を利用すると、みずほ料金が割引になります。
往復割引は、片道の営業キロが601km以上の場合に適用されます。往復割引が適用された場合は乗車券が1割引になります。
新幹線特急券は割引になりませんので、総額では平均5〜7%の割引になります。
【料金例】新大阪ー博多(みずほ利用)の往復割引
例えば、新大阪ー博多を新幹線(みずほ指定席)で往復する場合、往復割引あり/なしで料金差は以下の通りです。
- 往復割引なし:30,560円
- 往復割引あり:28,600円
往復割引で乗車券が約2,000円割引されます。総額では6.5%割引になります。
往復割引が適用されないケースもあるので注意
下記のようなきっぷを利用した場合、往復割引は利用できません。
- 回数券
- ネット予約の早特商品・早割
- 旅行会社の格安チケット等
往復割引と料金比較した上で、安くなる方を利用しましょう。
回数券でみずほ乗車
新幹線を頻繁に利用する場合は「回数券」を利用すると、みずほが格安になります。
回数券はJR新幹線の主要区間で利用できる割引きっぷで、乗車当日でも駅の窓口や金券ショップで購入できます。窓口で買う場合は6枚綴り1セットになります。
短中距離区間の回数券は自由席、長距離区間の回数券は指定席となります。
回数券は直前まで購入可能でみずほ料金が5〜7%割引
回数券は乗車当日まで購入できて、通常料金より平均5〜7%安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:13,520円(2,080円割引)
- 新大阪 ー 広島: 9,850円(780円割引)
- 広島 ー 博多: 8,480円(830円割引)
みずほの自由席に乗車する
みずほを安く利用するなら、自由席を選ぶのももっとも簡単な格安手段の一つです。
みずほ自由席は指定席より740円〜安い
自由席は指定席に比べて740円〜安く利用できます(通常期)。時期によって±200円変動があります。自由席の料金は通年一律。一方、指定席料金は時期によって変動するので差額も変動します。また自由席は「みずほ利用料金」の加算がありません。
代表的な区間の料金(みずほ自由席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:14,750円(850円割引)
- 新大阪 ー 広島: 9,890円(740円割引)
- 広島 ー 博多: 8,570円(740円割引)
スマートEXでみずほ乗車
東京〜大阪〜博多間を旅行をする場合は「スマートEX」を利用すると、みずほが少し安くなります。
「スマートEX」は東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービスです。年会費無料で、スマホやパソコンを使っていつでもどこでも新幹線の予約・変更が可能です。
上記のエクスプレス予約と同じサービスですが、無料なのでサービスの質と割引率は制限されています。
スマートEXは直前まで予約可能でみずほ料金が200円割引
スマートEXは乗車直前まで予約・変更で、通常料金より200円安くなります。使いやすいチケットです。
代表的な区間の料金(みずほ指定席)は下記の通り。
- 新大阪 ー 博多:15,400円(200円割引)
- 新大阪 ー 広島:10,430円(200円割引)
- 広島 ー 博多: 9,110円(200円割引)
各駅発着の新幹線料金
東海道・山陽新幹線の主要駅発着の新幹線料金は以下にまとめています。のぞみ・みずほ・さくら・ひかり・こだまに対応しています。
- 【東京発着】新幹線料金表(総額)
- 【名古屋発着】新幹線料金表(総額)
- 【京都発着】新幹線料金表(総額)
- 【新大阪発着】新幹線料金表(総額)
- 【岡山発着】新幹線料金表(総額)
- 【広島発着】新幹線料金表(総額)
- 【博多発着】新幹線料金表(総額)