WEB早特3は、山陽新幹線・九州新幹線を格安で利用できる早割チケットです。関西〜九州各地を新幹線でお得に移動できます。

ここでは、WEB早特3に関して以下のような内容を詳しく解説しています。

  • WEB早特3はどんなきっぷ?ポイント解説
  • WEB早特3の料金・設定区間
  • WEB早特3の使い方、予約方法、乗車方法
  • WEB早特3を使わない方がいい場合
  • WEB早特3と他の格安チケットとの比較

 

「WEB早特3」とは

まずは、WEB早特3って何?という人のために、WEB早特3がどんなものかパッと見でわかるように、特徴を一覧表にまとめました。

WEB早特3
利用区間 新大阪・新神戸〜熊本・鹿児島中央
利用できる人 J-WESTネット会員・J-WESTカード会員、JR九州Web会員、JQ CARD会員
予約方法 パソコン・スマホからe5489、JR九州インターネット列車予約サービスで予約
予約変更 不可
乗車方法 窓口・券売機で発券してきっぷで乗車
予約期限 3日前まで
料金 新大阪・新神戸ー熊本:16,300円
新大阪・新神戸ー鹿児島中央:19,350円
乗車可能な列車 みずほ・さくら・のぞみ・つばめ
自由席 不可
往復割引 なし
グリーン車 不可
子供料金 おとな料金の半額
キャンセル・
払い戻し手数料
きっぷ受取り前は560円
GW・お盆・年末年始 利用可
途中下車 前途無効
学割・往復割引・
障害者割引
併用不可

WEB早特3の最大の魅力はやはり、料金が超格安という点ですね。

上記項目を以降で1つ1つ詳しく解説していきます。

 

「WEB早特3」の概要と料金

「WEB早特3」は、JR西日本のネット予約サービス「e5489」または「JR九州インターネット列車予約サービス」から予約できます。

e5489はJ-WESTネット会員、JR九州インターネット列車予約サービスはJR九州Web会員に登録すれば誰でも利用できます。WEB早特3はクレジットカード会員でなくても利用できます。

e5489についてはこちらに詳しくまとめています。
関連ページ:e5489徹底解説!e5489で買える割引きっぷリスト(新幹線きっぷ、早割チケット等)

WEB早特3のポイント

「WEB早特3」は3日前までの予約で、山陽新幹線+九州新幹線を格安で利用できる早割チケットです。

WEB早特3のポイント

  • 3日前までの予約で関西〜熊本・鹿児島が割安
  • インターネット予約限定(窓口では購入できない)
  • 山陽・九州新幹線の全列車が利用可能
  • 指定席乗車(自由席、グリーン車は不可)
  • 「e5489専用乗車券」とセット購入
WEB早特3は、専用の片道乗車券(e5489専用乗車券)とセットで発売されています。「特急料金部分」だけを購入することはできないので、「eきっぷ」のように別途購入した乗車券と組み合わせて使用することはできません。

WEB早特3の料金・設定区間

WEB早特3の設定区間の料金は以下の通りです。

通常料金
※さくら指定席
WEB早特3
新大阪ー熊本
新神戸ー熊本
18,880円
18,550円
16,300円
新大阪ー鹿児島中央
新神戸ー鹿児島中央
22,310円
21,980円
19,350円

ご覧の通り、通常料金より2,000円〜最大3,000円安くなります。

WEB早特3は新大阪・新神戸〜熊本・鹿児島中央だけに設定されています。

 

WEB早特3はグリーン車・自由席は利用不可、各種割引併用もなし

WEB早特3で乗車できるのは山陽・九州新幹線の普通車指定席だけです。WEB早特3の利用範囲はかなり制限されています。

自由席

WEB早特3で自由席は利用できません。

グリーン車

WEB早特3でグリーン車は利用できません。

こども料金

WEB早特3のこども料金は半額です。

往復割引は適用されない

WEB早特3を往復で利用しても往復割引は適用されません。

新大阪・新神戸〜熊本・鹿児島中央・長崎は片道600kmなので、通常であれば往復割引が適用されます。往復割引は乗車券が1割引になるだけですので、往復割引がなくてもWEB早特3を利用する方が格安です。

乗継割引は適用されない

WEB早特3を利用すると乗継割引が適用されません。

新幹線と在来線特急を乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引で特急料金が半額になりますが、WEB早特3で新幹線を利用すると、乗継割引が適用されなくなります。

新幹線の乗継割引についてはこちらで詳しくまとめています。
関連ページ:【新幹線の乗継割引】特急料金が半額に!乗り継ぎ割引のお得な使い方

学割・障害者割引と併用できない

WEB早特3は学割、障害者割引と併用できません。

年末年始・GW・お盆も利用可

WEB早特3は、年末年始・GW・お盆の期間も利用できます。

JRの混雑期(年末年始・GW・お盆)に関してはこちらで詳しくまとめています。
関連ページ:年末年始・GW・お盆に使える新幹線の割引・格安チケットはある?

 

WEB早特3の予約方法、乗車方法

WEB早特3のきっぷの予約方法は簡単です。e5489からの予約を解説します。

WEB早特3の予約手順

e5489予約画面

まず、e5489にログインします。J-WESTネット会員でない人はまずは登録から。

WEB早特3を選択し、日時・区間・人数等を入力します。

簡単な流れは以下の通りです。

  • 予約方法選択
  • 条件入力
  • 経路・設備・きっぷ選択
  • 人数・座席・乗車券選択
  • 最終確認
  • 予約・申込終了

WEB早特3の受け取り、乗車方法

WEB早特3はチケットレスサービスではないので、予約したきっぷを発券する必要があります。

予約したきっぷの受取りは 下記の場所で行えます。

e5489券売機
  • 「5489サービス」の表示のあるJR西日本の駅の「券売機・受取機」「みどりの窓口」
  • JR九州の主な駅の「券売機・受取機」「みどりの窓口」

受取りには、決済時に利用したクレジットカード、予約番号(「券売機」「受取機」で受け取る場合はこれらに加え、決済時に登録している電話番号下4桁)が必要です。

e5489きっぷ受取り(画像引用元:JRおでかけネットe5489

WEB早特3を発券後は改札を通り列車に乗車します。

 

WEB早特3の変更・座席変更・キャンセル・払い戻し

WEB早特3は変更やキャンセルに対しては柔軟です。

列車変更

WEB早特3の予約変更は、きっぷの受け取り前であれば、取扱いできる範囲内でe5489にて回数に制限なく変更できます。きっぷの受け取り後の変更はできませんので、一度払い戻すことになります。

キャンセル・払い戻し手数料

WEB早特3のキャンセルによる払い戻し手数料は以下の通り。

受取前 受取後
払い戻し
手数料
560円
  • 乗車日2日前まで:560円
  • 乗車日前日・当日:
    220円+発売額の30%
    (最低340円)

使用開始後は払い戻しできません。

WEB早特3は途中下車できる?

WEB早特3の途中下車について、公式サイトには以下のように書かれています。

途中下車することはできません。途中駅で下車された場合は、前途無効となります。

「できない」といいつつ「前途無効になる」とありますので、できるということでしょう。

 

WEB早特3のデメリット、WEB早特3を使わない方がいい場合

WEB早特3は格安な早割チケットですが、必ずしも最安というわけではありません。条件によってはより格安な方法はいくつかあります。

以下のようなケースは、WEB早特3を使わない方が良いです。

宿泊する場合

新幹線パック

宿泊旅行の際にもっとも割安になるのが「新幹線パック」です。

旅行・出張などで宿泊する場合は、新幹線パックを最優先で検討することをおすすめします。新幹線チケットと宿がセットで大幅割安料金になるので、トータルのコストでみると新幹線パックの方が大抵の場合安くなります。

例えば、新大阪ー熊本の新幹線料金で「新幹線パック」がどれほどお得かみてみます。

新大阪ー熊本
片道 往復
新幹線パック 19,500円〜
バリ得つばめ 10,600円 21,200円
スーパー早特21 12,220円 24,440円
スーパー早特きっぷ 13,100円 26,200円
e早特 16,170円 30,160円
WEB早特3 16,300円 32,600円
eきっぷ 17,080円 31,980円
自由席 18,350円 34,520円
さくら指定席 18,880円 35,580円
みずほ指定席 19,200円 36,220円

ご覧の通り、新幹線パックが圧倒的に格安です。しかも上の掲載料金は、新幹線パックだけ1泊宿代込みの料金です。他は単純に往復の新幹線料金だけです。

新幹線パックも時期やホテルのグレードによって料金は変動しますが、全国各地への宿泊旅行の際はほとんどのケースで最安となります。予約は3日前まで。

新幹線パックについてはこちらで詳しくまとめています。
関連ページ:【新幹線パック】一人もOK!宿泊付き!新幹線ホテルパックはなぜ安い?

スーパー早特21、スーパー早特きっぷ、e早特も選択肢

関西〜九州各地への新幹線(または+在来線特急)利用の場合、宿なしで新幹線のみなら「スーパー早特21」「スーパー早特きっぷ」「e早特」「WEB早特3」という4つの選択肢があります。いずれも新幹線の格安の早割です。

山陽・九州新幹線こだま・つばめの格安きっぷを使う場合

バリ得プラン山陽版

「いつも、こだま(ひかり)・つばめの格安チケットで新幹線乗っている」という人はWEB早特3は不要です。

例えば、新大阪〜熊本なら「バリ得つばめ」があります。山陽新幹線のこだま(ひかり)と九州新幹線のつばめを乗り継ぎます。

料金は「バリ得つばめ」の方が格安です(上述の料金表参照)。料金面だけならWEB早特3を選ぶ必要が全くありません。

バリ得つばめについてはこちらに詳しくまとめています。
関連ページ:【格安新幹線8,600円〜】大阪ー熊本・鹿児島は「バリ得つばめ」がオトク!