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東海道・山陽新幹線のグリーン車を利用できる回数券「グリーン回数券」があります。

このグリーン回数券は、JRの駅窓口などで販売されています。利用当日まで購入できます。割引率は区間によって異なりますが、5〜9%程度です。

ここでは、グリーン車回数券の概要、買い方・使い方について解説していますが、グリーン車をお得に利用するには他の方法もあります。それらも併せて記載していますので参考にしてください。

 

新幹線グリーン回数券って?

東海道・山陽新幹線のグリーン回数券は、東海道・山陽新幹線ののぞみ・みずほ・ひかり号・さくら号・こだまのグリーン車が利用できる回数券タイプの割引チケットです。

有効期限は3ヶ月、子供料金なし、GW・お盆・年末年始は使えない

グリーン回数券の主な特徴は以下の通りです。

  • 6枚綴り1セットで販売
  • 有効期限は購入日から3ヶ月間
  • 子供料金の設定なし
  • 学割、障害者割引、往復割引、乗り継ぎ割引との併用不可
  • GW・お盆・年末年始は利用不可

こども料金がないのは大きなデメリットです。おとな1枚でこども2人が利用することもできません。

また、他の割引が使える人(学割、障害者割引、往復割引、乗り継ぎ割引など)は、そちらを使った方が料金が安くなる場合があります。

 

新幹線グリーン回数券の料金

グリーン車回数券の各区間の料金は下記の通り。

区間 価格 1枚あたりの
価格
東京ー静岡 48,240円 8,040円
東京ー名古屋 88,440円 14,740円
東京ー京都 112,260円 18,710円
東京ー新大阪 115,620円 19,270円
東京ー新神戸 118,860円 19,810円
東京ー岡山 134,700円 22,450円
東京ー広島 151,740円 25,290円
京都ー小倉 107,760円 17,960円
京都ー博多 115,260円 19,210円
新大阪ー小倉 106,200円 17,700円
新大阪ー博多 113,460円 18,910円
新神戸ー小倉 104,700円 17,450円
新神戸ー博多 106,200円 17,700円

グリーン回数券は、駅の窓口などで販売されています。当日まで購入できます。区間・列車・設備・席数などの制限はありません。

割引率は区間によって異なりますが、5〜10%程度です。

 

グリーン回数券の買い方、使い方

買い方

JR東海またはJR西日本の出発地周辺の駅窓口で購入します。

新幹線回数券は、双方向で使える回数券が6枚セットになっています。1枚ずつどちらの方向でも使うことができます。

グリーン席は全車指定席ですので、利用前に座席指定を受けることができます。その場合は、回数券を持って駅の窓口に行き、座席指定を受けます。座席指定を受けずに乗ることもできますが、その場合は普通車自由席しか利用できません。

使い方

新幹線のグリーン回数券は、購入後3ヶ月間が有効期限です。6枚綴りなので6枚全てが購入日から最後の利用日までが3ヶ月以内に入るよう使い切る必要があります。

乗車時は、チケット(券片)を自動改札機に通して改札を抜け、新幹線に乗車します。

在来線の各駅から利用する場合は、在来線の駅でチケットを改札に通し、新幹線の乗換駅で新幹線の自動改札機にチケットを通します。在来線各駅で降りる場合はその逆で、新幹線の降車駅で「在来線乗換口」を通り、在来線の下車駅でチケットは回収されます。

金券ショップでグリーン回数券のバラ売りを買えるか?

回数券は6枚もいらない!バラ売りが欲しいという人もいるでしょう。普通車の指定席・自由席回数券のように、金券ショップに行けば回数券のバラ売りが手に入るのではないかと思うかもしれません。

しかし、金券ショップにはあまりグリーン車回数券は販売されていません。なぜなら、金券ショップに回数券を売る人が多くないから出回らないのです。グリーン回数券は利用者自体が少ないです。

今は新幹線のネット予約などが浸透し、そちらの割引サービスの方がグリーン車に安く乗れます。一方、グリーン回数券は6枚1セットでしか購入できず有効期限も3ヶ月なので、利用メリットが小さいことに利用者は気づき始めました。(その証拠に、2020年3月をもって従来の半分の区間のグリーン回数券の販売は終了してしまいます。)

という理由で、グリーン回数券のバラ売りはあまり期待はできませんが、金券ショップをのぞいてみる価値はあるかもしれません。

 

グリーン車を安く利用する方法は回数券だけじゃない

グリーン車回数券を含め、グリーン車を安く利用するには以下のような方法があります。

  1. グリーン車用の回数券を使う
  2. スマートEX、エクスプレス予約を使う
  3. EXグリーン早特
  4. EXこだまグリーン早特
  5. ぷらっとこだまのグリーン車を使う
  6. バリ得こだまのグリーン車
  7. 新幹線パック(グリーン車版)を使う

早特商品(早割チケット)を利用するのが割引率が高くておすすですが、こだまのグリーン車でもよければ、こだま格安チケットのグリーン車版を利用するとおトクです。

グリーン車を安く利用する方法は、詳しくはこちらでまとめています。
関連ページ:新幹線のグリーン料金は?グリーン車に安く乗る方法

 

グリーン回数券の乗り遅れ

指定の列車に乗り遅れた場合は、当日に限り後続列車の普通車自由席に乗れます。その際、とくに手続きは必要ありません。改札口を通り、後続列車の自由席を利用してください。

 

グリーン回数券の変更方法

新幹線グリーン回数券では、利用予定の列車に乗車する前なら、列車の変更が可能です。変更は指定列車出発時刻前ならば何度でも可能です。区間の変更などはできません。

変更をする場合は、座席指定された回数券を持って窓口に行きます。窓口で、次に利用したい列車を告げると変更ができます。

 

グリーン回数券の払戻方法

グリーン回数券の払い戻しについては、全券片が未使用で、有効期間内に限り、手数料を差し引いた額が払い戻し対象になります。

払戻手数料は、1冊あたり220円です。払い戻しは発売箇所で取り扱います。普通のきっぷに比べてとくに払戻手数料が高いわけではありません。

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