便利?お得?スマートEXとエクスプレス予約(EX予約)の違いを詳しく比較・解説

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スマートEX、エクスプレス予約ってよく聞くけど何?そんなに便利なの?本当にお得なの?2つはどう違うの?

似たような名前で、どっちにも似たようなサービスがあって違いがわからない、説明を読んでも利用条件がごちゃごちゃ書かれていてわかりづらい。年会費やクレジットカード登録が必要で面倒くさそう。そう思ってる人も多いでしょう。

まだ全体の4割しかスマートEX、エクスプレス予約サービスを利用していないそうです。

ここでは、「スマートEX」、「エクスプレス予約(EX予約)」を比較しつつ、それぞれのメリットなどをわかりやすく解説しています。

どちらを使えばいいか迷っている方はサッと目を通してみると答えがでるかもしれません。

 

目次(好きなところから読める!)

スマートEX?エクスプレス予約(EX予約)?どう違うの?

スマートEXとエクスプレス予約の違い

「スマートEX」「エクスプレス予約」って何?

スマートEX、エクスプレス予約って何?という人に簡単に説明すると、

スマホやパソコンを使っていつでもどこでも、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の自由席・指定席を割引料金で予約ができて、駅で並ばずにチケットレスで新幹線に乗車できるサービスです。

となります。しかも、何度でも無料で予約の変更ができます。

スマートEX、エクスプレス予約、それぞれ詳しくは以下でまとめています。

関連ページ:スマートEXの使い方、メリット、往復割引、料金比較を詳しく解説
関連ページ:エクスプレス予約(EX予約)はお得?割引料金・アプリの使い方等を詳しく解説

「スマートEX」vs「エクスプレス予約」比較表

まずは、2つの違いは以下の認識くらいでいいでしょう。

  • スマートEX:万人向け、誰でも気軽に使える
  • エクスプレス予約:新幹線を頻繁に使う人向け

細かい両者の違いを一目でわかるように一覧表にまとめました。

スマートEX エクスプレス予約
利用区間 東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の全区間
利用できる人 誰でも可 下記カード会員
年会費 0円 1,100円
登録できる
クレジットカード
手持ちのカード 指定のカード
乗車方法 交通系ICカード
専用ICカード
利用開始まで 登録後すぐ 2~3週間後
料金割引
(指定席)
片道200円割引 6〜8%割引
※割引率は区間による
料金割引
(自由席)
割引なし 数百円割引
往復割引 片道200円割引 6〜8%割引
料金変動 繁忙期+200円
閑散期ー200円
なし
予約・変更 パソコン・スマホ・アプリから
利用できる
早特商品
6種類
e特急券 利用不可 利用可
グリーンプログラム なし あり
東京-名古屋
(片道料金)
11,100円 10,310円
東京-新大阪
(片道料金)
14,520円 13,620円
新大阪-博多
(片道料金)
15,400円 13,490円

「エクスプレス予約(EX予約)」は有料なので、無料のスマートEXより当然サービス内容は充実しています。

上記項目を以降で1つ1つ詳しく解説していきます。

 

利用できる区間

スマートEX、エクスプレス予約どちらでも利用できる区間に違いはありません。

東海道・山陽新幹線(東京〜博多)の各区間で利用できます。

ただ、早特商品は設定がない区間もありますし、早特商品は東海道新幹線より山陽新幹線の区間の方が設定が少ないです。

例えば、「EXのぞみファミリー早特」という早特商品は山陽新幹線では利用できません。東京・品川・新横浜ー名古屋・京都・新大阪の区間しか設定がありません。

 

年会費

スマートEXは無料。エクスプレス予約は有料です。

  • スマートEX    :0円
  • エクスプレス予約:1,100円(税込)

どちらも会員登録(クレジットカード登録)は必要です。

 

クレジットカード

スマートEX、エクスプレス予約どちらを利用するにしても、クレジットカードの登録が必要です。

スマートEXは手持ちのクレジットカードでOK

スマートEXは手持ちのクレジットカードを登録すればOKです。

VISA、Masters、American Express、Dinersなどあらゆるカードが対象です。

エクスプレス予約(EX予約)は指定のカードのみ対象

エクスプレス予約は指定のカードしか登録できません。

基本的は、この2つのJR系クレジットカードです。

  • JR東海エクスプレス・カード
  • J-WESTカード「エクスプレス」

この2つ以外にも対象となるクレジットカードがあるので、自分のカードが対象かどうかは調査が必要です。

 

乗車方法・ICカード

スマートEX、エクスプレス予約どちらもチケットレス乗車が可能ですが、改札で提示するICカードが異なります。

スマートEXは手持ちの交通系ICカードで乗車可能

スマートEXは、SuicaやPasmoなど手持ちの交通系ICカードで乗車します。

登録可能な交通系ICカード:
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

スマートEXの交通系ICカード

交通系ICカードの登録は任意です。登録しなければチケットレス乗車ができないだけで、駅できっぷを発券して新幹線に乗車することになります。

エクスプレス予約(EX予約)は専用ICカードで

エクスプレス予約は専用のICカードを使って改札を通ります。

エクスプレス予約会員になるとこのような専用のEX-ICカードが配布されます。

EX-ICカード

このICカードは、エクスプレス予約を利用するための新幹線乗車専用ICカードです。カードには氏名、ID番号などが記載されていて、このICカードを改札でかざして新幹線乗車します。

二人以上での乗車ならきっぷを発券

スマートEX、エクスプレス予約は、友人や家族の分の予約も可能です。最大6人まで。

複数人で利用する場合は、駅できっぷを発券してから改札を通ります。ICカードは会員本人しか使えませんので。

 

料金・割引(指定席)

スマートEX、エクスプレス予約は新幹線料金が割引になるのが最大の魅力です。

スマートEXは片道200円引き

スマートEXは無料サービスですので、あまり料金割引は期待できません。

スマートEXを利用すると通常の新幹線料金から200円割引になります。

エクスプレス予約は6〜8%割引

エクスプレス予約は年会費に見合う割引が得られます。

エクスプレス予約は、通常料金から6〜8%割引になります。割引率は区間によって多少異なります。

指定席の料金比較

比較のため新幹線の料金例をあげておきます。

東京ー新大阪、新大阪ー博多の指定席のスマートEX、エクスプレス予約それぞれの料金は以下の通りです。

スマートEX エクスプレス予約
東京ー新大阪
通常:14,720円
14,520円 13,620円
新大阪ー博多
通常:15,600円
15,400円 13,490円

その差は歴然です。エクプレス予約だと、新大阪ー博多が約2,000円お得です。

 

料金・割引(自由席)

自由席を利用する場合にも、スマートEX、エクスプレス予約では料金差があります。

スマートEXは自由席の割引なし

スマートEXは、通常の自由席料金と同じです。割引はありません。

エクスプレス予約の自由席料金は指定席料金と同じ

エクスプレス予約の自由席はスマートEXよりお得です。

ただし、エクスプレス予約を使うと自由席も指定席も同じ料金になります。

上で書いた通り、そもそもエクスプレス予約は通常料金の6〜8%割引なので、自由席でもおトクには違いないのですが、自由席でも指定席でも同じ料金なら誰しも普通は指定席を選ぶでしょう。なので、エクスプレス予約で自由席を選ぶメリットはありません。

自由席の料金比較

比較のため新幹線の料金例をあげておきます。

東京ー新大阪、新大阪ー博多の自由席のスマートEX、エクスプレス予約それぞれの料金は以下の通りです。

スマートEX エクスプレス予約
東京ー新大阪
通常:13,870円
13,870円 13,620円
新大阪ー博多
通常:14,750円
14,750円 13,490円

エクプレス予約を利用すると、東京ー新大阪は250円程度お得。新大阪ー博多だと1,000円以上割引になります。

 

往復割引

スマートEX、エクスプレス予約どちらも往復割引はあります。

通常の新幹線きっぷと同じように、片道600キロを超える区間を往復予約する場合に往復割引が適用されます。

スマートEXは片道200円引き

スマートEXは往復割引の場合も、通常の新幹線料金から片道200円割引になります。

エクスプレス予約は6〜8%割引

エクスプレス予約も同様に、通常料金から6〜8%割引になります。割引率は区間によって多少異なります。

往復割引料金(指定席)の料金比較

東京ー新大阪、新大阪ー博多の料金比較は以下の通りです。

スマートEX
(往復割引)
エクスプレス予約
(往復割引)
東京ー広島
通常:36,500円
36,100円 33,200円
新大阪ー博多
通常:29,240円
28,840円 24,620円

往復だと割引金額も大きくなります。エクスプレス予約だと、新大阪ー博多が5,000円近くお得になります。

 

スマホアプリ「EXアプリ」

スマートEX、エクスプレス予約の予約・変更は、会員サイトにログインして行います。パソコンから予約してもいいのですが、スマホアプリ「EXアプリ」があるのでこれを利用するとより手軽です。

使用するアプリ(EXアプリ)は同じ

EXアプリ

スマートEX/エクスプレス予約どちらも同じアプリを使います。もちろん無料です。

Androidアプリ:EXアプリ
iPhoneアプリ:EXアプリ

いつでもどこでも予約可能

EXアプリの使い方はとても簡単です。

アプリを立ち上げて、新幹線乗車の区間・時間を入力すると、候補の便がズラッと表示されます。

EXアプリ使い方

乗車便を選択すると、指定席/自由席/往復/早特/グリーン車などの予約方法を選んで座席指定できます。

EXアプリ使い方

予約ボタンを押すと自動的にクレジットカードから決済されます。時間、座席の変更は無料で何度でも可能です。

 

早特商品(早割チケット)

スマートEX、エクスプレス予約を利用すると、早特商品(早割チケット)が購入できます。

早特なので予約期限や設定区間に制限がありますが、料金はとにかく安いです。早特商品の種類はこの6つ。

  1. EX早特
  2. EX早特21
  3. EXグリーン早特
  4. EXのぞみファミリー早特
  5. EXこだまグリーン早特
  6. EXこだまファミリー早特

※クリックすると詳細ページが表示されます。

上記それぞれ、利用可能な列車や区間、時間帯、人数などの利用条件は異なります。

これら全てが利用できます。

早特商品は早割が適用されるので、料金が大幅に割引されます。EX早特21だけが21日前まで、それ以外は3日前までの予約で利用可能です。

早特商品は、繁忙時期(GW、お盆、年末年始)には設定除外日(使えない日)があります。スマートEXとエクスプレス予約の違いは、スマートEXの方が設定除外日が多いことです。

 

e特急券

「e特急券」は、新幹線の特急券が割引になる商品です。

スマートEXはe特急券が使えない

スマートEXでは、e特急券を利用することはできません。

エクスプレス予約ではe特急券が使える。(けど、使いづらい…)

e特急券と割引乗車券(障害者割引や学割)と組み合わせて使うと、乗車券・特急券の両方が格安になります。さらに、長距離区間の往復なら往復割引も適用されるので、3つの割引を併用することも可能です。

ただ、e特急券のメリットをうまく活用できるのは、乗車券割引と組み合わせる場合のみです。

往復割引だけならe特急券を使わず、エクスプレス予約の往復割引を使った方が料金は安くなるので、実際のところ、e特急券は使い方が難しい商品です。

関連ページ:e特急券

 

スマートEX?エクスプレス予約?それともどちらも使わない?

スマートEXかエクスプレス予約、どちらが良いかをいろんな状況を想定して具体的に考えてきましょう。

まず、スマートEXは登録しておいて損はない

スマートEXに無料登録して、EXアプリをインストールしておいて何も損はしません。

得しないならスマートEXを使わなければいいだけですので。

予約に使わなくても、早割チケットを探したり、新幹線の料金や時間のチェック、座席の空き状況確認などに使えるというメリットがあります。

普段、乗車当日に窓口で新幹線チケットを買っている人は今すぐスマートEXを

きっぷを駅で買うには、時間も労力もかかります。しかも、そこまでしてたいした割引のないきっぷを乗車当日に買うのは、今の時代あまり賢くない方法です。

詳しいことはわからないし、年会費を払いたくないという人はせめてスマートEXを使うことをおすすめします。

家でもどこでも新幹線が予約できますし、早割も使えます。列車も座席も自由自在に指定・変更できます。

新幹線を頻繁に使うならエクスプレス予約

新幹線をよく利用するなら、エクスプレス予約に登録しましょう。特に長距離区間ならなおさらです。

エクスプレス予約を使えば1回の往復で数千円割引になります。年に5回ほど新幹線に乗るなら万単位になってきます。

例えば、新大阪ー博多なら通常往復で29,240円。エクスプレス予約なら24,620円(4,620円割引)になります。1往復で年会費の元はとれます。年に3回使うなら合計13,860円の割引が得られます。

新大阪ー博多は特に割引率の大きな区間ですが、他の区間でもメリットは大きいです。

 

スマートEXもエクスプレス予約もどちらも使わない方が良いケース

以下のようなケースは、スマートEX、エクスプレス予約どちらも使わない方が良いです。

こだまの格安きっぷを使う場合

「いつも、こだま(ひかり)の格安チケットで新幹線乗っている」という人はスマートEX、エクスプレス予約は不要です。

例えば、山陽新幹線なら「バリ得こだま・ひかり」があり、料金ははるかに格安です。料金面だけならエクスプレス予約を選ぶ必要が全くありません。

新大阪ー博多 片道 往復
EX予約 13,490円 24,620円
EX早特 11,200円 22,400円
バリ得こだま 7,600円 15,200円

東海道新幹線にも「ぷらっとこだま」があります。EXサービスには、これより安い「EXこだまファミリー早特」がありますが、2人以上でしか使えませんので、使いやすいのは「ぷらっとこだま」です。

宿泊する場合

旅行・出張などで宿泊する場合は、新幹線パックを利用した方がいいです。

新幹線チケットと宿がセットで大幅割安料金になります。エクスプレス予約はあくまで新幹線料金のみが安くなるだけなので、トータルのコストでみると新幹線パックの方が大抵の場合安くなります。

新大阪ー博多 片道 往復
EX予約 13,490円 24,620円
新幹線パック 18,000円〜
※1泊料金込み

日帰り新幹線ツアーを利用する場合

日帰りする場合は、日帰りツアーを利用した方がお得です。

例えば、東京への日帰り旅行商品に「トーキョーブックマーク」があります。東京への新幹線往復チケットと特典付き(クーポンなど)で料金が格安です。

大阪から東京日帰りの場合、日帰りツアーと各種EXサービスとの料金は以下の通りになります。

新大阪ー東京
(日帰り往復)
スマートEX 29,040円
EX予約 27,240円
EX早特21 22,400円
トーキョー
ブックマーク
17,800円〜

ご覧の通り、圧倒的にトーキョーブックマークで日帰りが格安です。

ここでは、東京日帰りのトーキョーブックマークを取り上げましたが、目的地に応じて同様のツアー商品が販売されています。山陽新幹線なら「バリ得こだま日帰り」があります。

ツアー商品は新幹線の時間帯が限られていることが多いですが、それで問題なければスマートEX、エクスプレス予約を利用するよりはるかに格安です。

在来線の特急に乗り継ぐ場合

スマートEX、エクスプレス予約を利用すると乗り継ぎ割引が適用されません。実はこれが大きな注意点かもしれません。

新幹線から在来線の特急に乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引で特急料金が半額になりますが、スマートEX、エクスプレス予約で新幹線を予約してしまうと、新幹線駅区間は割引料金で得するけれど在来線区間で損をするという事態になり得ます。

例えば、新大阪ー松江(岡山で新幹線⇒特急やくもに乗り継ぐ)の場合、料金はこうなります。

新大阪ー松江
(岡山で乗り継ぎ)
スマートEX 12,290円
EX予約 11,750円
e特急券 11,640円
通常料金
(乗継割引適用)
11,010円

ご覧の通り、スマートEXは問題外として、安いはずのEX予約でも通常料金より高くなります。これは、EX予約の割引額(740円)を乗り継ぎ割引の割引額(1,370円)が上回るためです。

同じことは、岡山ー新大阪ー金沢、新大阪ー岡山ー松山、東京ー名古屋ー新宮などでも起こります。

スマートEXの場合、割引がたったの200円割引なので確実に乗り継ぎ割引を利用した方が得です。エクスプレス予約の場合は区間によります。上記の通り、特に地方都市に行く場合に、乗り継ぎ割引の方が大きくなる可能性が高いです。

一度、自分が利用する区間の乗車料金を比較してみるといいでしょう。