どこが安い？【実際に使った】新幹線+ホテルパック最も格安な旅行会社〈保存版〉

新幹線で旅行計画を練っていると、何やら「新幹線+ホテル」パックなるものが格安でお得らしい、という結論に落ち着きます。

確かにその通りで、新幹線+ホテルパックを利用すると実質的に新幹線料金が大幅に安くなってお得です。

詳しく解説していきましょう。

実際に使った！新幹線+ホテルパックって何？本当に安い？

「新幹線+ホテルパック」なるものを使うと、通常料金の30〜40％安くなるケースもあります。

新幹線+ホテルパックはセットだからお得！

「新幹線+ホテルパック」は、交通手段のJR・新幹線チケットと宿泊施設をセットにした旅行商品です。JTBなどの旅行代理店から販売されています。

JR・新幹線チケットと宿泊施設をセットで予約することで特別割引料金になります。

例えば、国内（主要区間）の新幹線+ホテルパックの料金を通常料金と比べると次の通りです。

※通常料金は、新幹線とホテル（1泊6,000円と仮定）を別々に予約した場合の料金
※新幹線+ホテルパックの料金は調査時点のもの。1泊分の宿泊代が含む。

明らかに安いですね。
もちろん時期によって値段は変動しますが、新幹線と宿を別々に予約するよりはるかにお得です。

最新の料金は公式サイトをチェックしてください。

新幹線+ホテルパック

実際に「新幹線+ホテルパック」を使ってみた！

私自身、実際に数えきれないほど「新幹線+ホテルパック」を利用しています。ここ1年間だけでも、博多、岡山、尾道、京都、大阪、熱海、南紀白浜などにいきました。

1人旅や友人に会いに行ったり家族旅行でも、新幹線を使う旅行なら真っ先に「新幹線+ホテルパック」を検討します。なんなら単に実家に帰省するだけでも、あえて新幹線ホテルパックを使って京都や大阪で1泊してプチ観光しています。

一度「新幹線+ホテルパック」の安さを知ると、駅できっぷを買ってホテルを別に予約して…という旅行スタイルがバカらしく思えてきます。

どこが安い？どこの旅行会社の「新幹線+ホテルパック」がいいの？

新幹線+ホテルパックは旅行会社のHPからネット予約します。

基本的に、新幹線+ホテルパックの料金は、条件が同じ（日程、旅行区間等、新幹線の種類、宿のランクなど）なら、どの旅行会社でも似たような価格帯になるのですが、多少の料金差や予約の仕組み、旅の条件等も少し違いがあります。

新幹線+ホテルパックを扱う旅行会社

新幹線+ホテルパックを販売する代表的な旅行会社を挙げると、次の通りです。

上記5社は旅行会社はとてもメジャーで安さはもちろん、大手だと安心感がありネット予約も使いやすくなっています。

その中でも、私は「JTB」の新幹線+ホテルパックをよく使っています。各社の新幹線+ホテルパックを利用した結果、自分には「JTB」の新幹線+ホテルパックが満足度が高かったです。

私がJTBの新幹線+ホテルパックを使う理由

JTBがおすすめの理由は、下記の通りです。

クーポン＋「限定列車」で安い新幹線を選べる＆座席指定も可

JTBは割引クーポンを配布しています。必ず使える訳ではありませんが、タイミングが合えば旅行代金が安くなってラッキーです。

また、JTBの新幹線+ホテルパックでは「限定列車」という項目があります。「限定列車」が含まれるプランを選ぶと料金が安いです。（下図）

文字通り、「限定列車」は選択肢が限定されますが「限定列車」から選択すると料金が格安になります。

ただし、「限定列車」は乗り遅れは厳禁です。新幹線+ホテルパックの新幹線は乗り遅れても後続の自由席に座れるケースが多いのですが、この「限定列車」はそれができません。

旅程設計の自由度が高い

JTBの新幹線+ホテルパックは自由度が高く、思い通りの旅程が立てられます。これが私が最も好きなポイントです。

JTBの予約なら、例えば次のようなことができます。

これによって一部の旅程は自分で移動したり、宿は友達や実家に泊まったり、といったことが可能になるので実際かなり便利です。

そして、座席も自分で指定できます。座席表を見ながら、通路側がいいか富士山側いいかなど考えつつ選択できるはいいですね。

他の旅行会社では「5日間の旅程まで」とか「座席は希望のみ」、「乗降駅は同じでないといけない」など制約が強い場合が多いので、その点においてJTBはおすすめです。

新幹線+ホテルパック

【JTB】新幹線+ホテルパック

JTBは旅行会社最大手です。JTBの新幹線＋ホテルパックは「ダイナミックパッケージ」といいます。

【JTB】新幹線+ホテルパックのポイント・メリット

JTBの新幹線＋ホテルパックの特長・メリットをまとめると下記の通り。

JTBの新幹線＋ホテルパックは安くて自由度の高い旅行の予定を立てたい人におすすめです。旅行代理店最大手という安心感もあります。

上述の通り、予約システムの柔軟性の高さが特長です。最大14日まで期間設定でき、1泊10日など変則的な日程も対応できます。また、行きと帰りの出発駅を変えられるなども他にない大きなメリットです。

予約は全てWeb完結で前日までOK。チケットは駅受け取りなので、郵送の遅延や乗車前の紛失を心配をする必要もありません。

新幹線+ホテルパック

【JTB】新幹線+ホテルパックの料金

JTBの新幹線＋ホテルパックの料金は、

東京ー新大阪の新幹線のぞみの往復チケットとホテルの宿泊代（1泊）が含まれて、25,800円です。調査時点で最安でした。
※料金は調査時点のもの。新幹線＋ホテルパックの料金は、時期・条件によって大きく変動します。

また、JTBでは定期的に割引クーポンも配布されますのでタイミングがよければ利用できます。

【日本旅行】の新幹線+ホテルパック

日本旅行はJR西日本の子会社です。西日本の旅行商品が豊富な印象です。

【日本旅行】新幹線+ホテルパックのポイント・メリット

日本旅行の新幹線＋ホテルパックの特長・メリットをまとめると下記の通り。

JTBと同様、前日まで予約可でチケットは駅受け取りで座席指定もできますので、ユーザーに優しい設計になっています。

ただし、旅行期間は最大5日間まで。また、1泊4日などの旅程もできますが、1泊は必ず初日に設定する必要があるので、自由度という点ではやや難点があります。

新幹線+ホテルパック

【日本旅行】新幹線+ホテルパックの料金

日本旅行の新幹線＋ホテルパックの料金は、

東京ー新大阪の新幹線のぞみの往復チケットとホテルの宿泊代（1泊）が含まれて、26,000円です。
※料金は調査時点のもの。新幹線＋ホテルパックの料金は、時期・条件によって大きく変動します。

【JR東海ツアーズ】の新幹線+ホテルパック

JR東海ツアーズはJR東海の子会社です。東海道新幹線関連の旅行商品が充実しています。

【JR東海ツアーズ】新幹線+ホテルパックのポイント・メリット

JR東海ツアーズの新幹線＋ホテルパックの特長・メリットは下記の通りです。

JR東海の子会社が運営する旅行代理店なので、東海道新幹線関連の旅行商品の安さと信頼性は万全です。

旅行期間はプランによって予め「○日間」と決まっています。平均1〜3日の旅行が主で、4泊以上のプランはほぼありません。1泊5日などの変則的な予約もできません。

また、JR東海ツアーズの予約では座席指定ができないのも大きなデメリットとなってしまいます。座席の希望は出せるのですが、自分で細かく指定できないのが残念です。

【JR東海ツアーズ】新幹線+ホテルパックの料金

JR東海ツアーズの新幹線＋ホテルパックの料金は、

東京ー新大阪の新幹線のぞみの往復チケットとホテルの宿泊代（1泊）が含まれて、26,030円です。
※料金は調査時点のもの。新幹線＋ホテルパックの料金は、時期・条件によって大きく変動します。

びゅうトラベルの新幹線+ホテルパック

びゅうトラベルはJR東日本が運営する旅行サイトで、東日本（関東・北陸・東北）を中心とした新幹線＋ホテルパックが予約できます。

【びゅうトラベル】新幹線+ホテルパックのポイント・メリット

びゅうトラベルの新幹線＋ホテルパックの特長・メリットは下記の通りです。

JR東日本が運営する旅行代理店なので、安さと信頼性は万全です。

JR東日本の運営なので東日本の旅行は充実していますが、それ以外の地域への旅の選択肢の幅が狭い印象です。料金的も少し高めに出る傾向にあります。

また、座席を細かく指定ができないのもJR東海ツアーズと同様、大きなデメリットとなってしまいます。

【びゅうトラベル】新幹線+ホテルパックの料金

びゅうトラベルの新幹線＋ホテルパックの料金は、

東京ー新大阪の新幹線のぞみの往復チケットとホテルの宿泊代（1泊）が含まれて、31,000円です。
※料金は調査時点のもの。新幹線＋ホテルパックの料金は、時期・条件によって大きく変動します。

新幹線+ホテルパック最もおすすめな旅行会社まとめ

ここまで紹介した4つの旅行会社以外でも、新幹線+ホテルパックを扱っていますが、大手の旅行会社に比べるとどうしても見劣りします。予約システムが不便だったり、「1週間前までに予約必須」や「チケットが郵送」だったりと制約が厳しかったりします。

以上のことから、安さ最優先で利便性も含めると次の3つがバランスが良いです。

この中から選んでおけば間違いないと思います。
私個人としては旅行設計の自由度が最も高いJTBをおすすめしたいです。