JR西日本は「どこでもきっぷ」「関西どこでもきっぷ」を発売すると発表しました。
「どこでもきっぷ」の公式サイトはこちら。
関連ページ: JR西日本どこでもきっぷ・JR西日本関西どこでもきっぷ
目次(好きなところから読める!)
新幹線乗り放題!「どこでもきっぷ」は2種類
「どこでもきっぷ」は、山陽新幹線含め特急・在来線のほぼ全ての列車が乗り放題になるきっぷです。
「どこでもきっぷ」には2種類あります。
- どこでもきっぷ :JR西日本エリア全域
- 関西どこでもきっぷ:関西近隣エリア限定
「どこでもきっぷ」はJR西本が管轄するエリア全域が対象。大阪を中心とした関西圏限定版が「関西どこでもきっぷ」です。
「どこでもきっぷ」の詳細(特長・料金)
「どこでもきっぷ」の特長・メリットは下記の通り。
特長・メリット
- JR西日本全線と智頭急行線の自由席(新幹線・特急・普通列車)とJR西日本宮島フェリーが乗り放題
- 2日間と3日間の設定あり
- 普通車指定席も6回まで利用可
- JR西日本ネット予約「e5489」、JR西日本・JR九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社
※駅のみどりの窓口では発売されません
※「JR西日本 どこでもきっぷ」2日間用は旅行会社のみの発売 - ご利用日の1ヶ月前~前日まで発売
- 1名様からご利用可能
「どこでもきっぷ」の料金・販売期間など
「どこでもきっぷ」の料金は下記の通り。
- 2日間:18,000円
※「JR西日本 どこでもきっぷ」2日間用は旅行会社のみの発売 - 3日間:22,000円
利用期間、販売期間は下記の通り。
- 利用期間: 2021年4月27日~2021年6月30日
- 販売期間: 乗車日の1ヶ月前から7日前までの発売
「関西どこでもきっぷ」の詳細(特長・料金)
「関西どこでもきっぷ」の特長・メリットは下記の通り。
特長・メリット
- 関西近郊エリアのJR西日本線と智頭急行線の自由席(新幹線・特急・普通列車)が乗り放題
- 2日間の設定あり
- 普通車指定席も6回まで利用可
- JR西日本ネット予約「e5489」、JR西日本管内の主な旅行会社
※駅のみどりの窓口では発売されません
※「JR西日本 どこでもきっぷ」2日間用は旅行会社のみの発売 - ご利用日の1ヶ月前~前日まで発売
- 1名様からご利用可能
「関西どこでもきっぷ」の料金・販売期間など
「関西どこでもきっぷ」の料金は下記の通り。
- 2日間:10,000円
利用期間、販売期間は下記の通り。
- 利用期間: 2021年4月27日~2021年6月30日
- 販売期間: 乗車日の1ヶ月前から7日前までの発売
「どこでもきっぷ」「関西どこでもきっぷ」の新幹線乗り放題は本当にお得?
「どこでもきっぷ」の新幹線乗り放題は一見お得そうですが、区間・使い方によっては他の格安チケットの方が安い場合があります。
新大阪〜博多の新幹線往復だけなら安くない
例えば、新大阪〜博多を山陽新幹線で往復するだけなら、「どこでもきっぷ」が最安というわけではありません。
確かに、新大阪〜博多の新幹線の通常料金は往復29,240円(片道15,600円)ですので、「どこでもきっぷ」の18,000円(2日間)の方がはるかに格安ですが、料金だけを追求するなら、もっと格安で使いやすいチケットがあります。
新大阪ー博多間には旅行代理店各社から多くの格安チケットが販売されています。
- トクトク!こだまひかり(JTB)
- きままにこだま(近畿日本ツーリスト)
- こだまっぷ・ひかりっぷ(南海国際旅行)
- まる得こだま・ひかり(阪急交通社)
- バリ得こだま・ひかり(日本旅行)
- こだまスーパー早特きっぷ(JR西日本e5489)
各チケットの料金は以下の通り。
料金 (新大阪ー博多) |
予約期日 | |
---|---|---|
バリ得こだま | 7,500円 | 前日 |
トクトクこだま | 7,600円 | 5日前 |
こだまっぷ・ひかりっぷ | 7,700円 | 4日前 |
きままにこだま | 7,900円 | 8日前 |
まるとくこだま | 8,550円 | 8日前 |
こだまスーパー早特きっぷ | 8,660円 | 14日前 |
ご覧の通り、料金は日本旅行の「バリ得こだま」が最安です。
バリ得こだまで新大阪〜博多を往復すると15,000円。どこでもきっぷより安くなります。
バリ得こだまはより格安で、さらに予約期日も前日までOKなので、最も使いやすいチケットといえます。単に新大阪ー博多の往復をするだけなら「どこでもきっぷ」よりお得です。
バリ得こだまの詳細はこちらにまとめています。
関連記事:【格安4,300円〜】「バリ得こだま」で新幹線(博多・広島・岡山・大阪)が安くなる
新大阪〜岡山・広島も2地点往復だけなら「どこでもきっぷ」はお得ではない
他にも新大阪ー岡山・広島も同様になります。
例えば、新大阪ー岡山は「関西どこでもきっぷ」で移動可能な区間ですが、やはりバリ得こだまを利用する方が安いです。
- 関西どこでもきっぷ:10,000円(2日間乗り放題)
- バリ得こだま山陽版:8,600円
また、新大阪ー広島の新幹線往復料金もこうなります。
- 関西どこでもきっぷ:18,000円(2日間乗り放題)
- バリ得こだま山陽版:15,000円
やはり単純に2地点を往復するだけなら「どこでもきっぷ」より「バリ得こだま」がお得です。
3地点以上や周遊などの旅行には「どこでもきっぷ」を利用するとよいでしょう。